今日の田村くん

会いたいと星に・・。

2017-10

Archaic smile~Acacia~5

Archaic smile~Acacia~
大連の台所

遠く
遠く離れていても
僕の事がわかるように・・



むせかえる生ゴミの腐った匂い
巻き上げられる塵や埃
ウーシャンフェンの甘い香り
中国茶の香ばしい香り

全てが入り混じった
言葉では言い現せれないほどの異臭。

ごった返す人並み

スリに気をつけてね!

と言った居酒屋まるのオーナーの劉さんも
先週、スラれたばかり。

日常の中にスリと言うものが存在する事に驚く。

落としちゃったぁ~なんてのはあるけれど。
スラれたぁ~なんてちょっと笑えない。

大連の大菜市という市場

市場の為の市場と言いましょうか・・
問屋が沢山あるところと言った場所で・・
東京ドーム何個分とか言えないけれど
とにかく迷子になりかねない程、広い市場なのです。
大菜市場

このような場所でカメラを出すのは
いささか恐怖もありましたが、とりあえず一瞬でパチリと撮りました。

調味料や調理器具、洋服、雑貨、野菜、魚、肉、お茶、家電、ガス器具、ホース類・・

要は・・なんでもある!!

交渉も喧嘩しているかのように
ホアチャチャ、アチャチャチャと言葉が行き交っている。

通常・・ここらあたりは観光向けではない。

こういう大連の一面を見れたこと・・本当に劉さんに感謝です。


歩きながら、コレはねと
乾いた実を潰して食べさせてくれたり
お茶の問屋さんで
お茶の交渉までしてくれた。

劉さん:良い?日本語話しちゃ駄目よ!

え?はい。

ここまでもう3軒のお茶店と交渉してくれたのだが
どこも茶の質が悪いんだとか。
それから・・
茶の店で目を輝かせて日本語を喋っちゃいけないらしい。


さぁ・・また戦だ。

劉さん:苦丁茶、最高級花茶、安くしろボケカスおんどりゃぁ~!!
茶店店主:何をこのやろう!この市場でうちより安いところなんてないんじゃ!!

と言うようなことを
目の前で言っているに違いない。

最高級花茶とは
花が2輪以上のジャスミン茶で
高価な物ほど、香り高く味わいが深いんだそうです。

劉さん:なんだコレ?安もんだろうがボケ!
茶店店主:お前のレベルはこんなもんじゃボケ!本当に高いの出そうか?買えんのか?ああん?

と言うようなことを
目の前でやり取りしているに違いない。

冷蔵庫から高そうなお茶が色々出てきた。

匂いを一つ一つ確かめて

一番最後に出てきたお茶にすると良いと私に伝えた

お値段はいかほどなのか・・

400元!!/100g(日本円で5700円)

ほ・・ほう・・安いじゃない。

劉さん:高いんじゃボケコラカス、警察ーコラ警察ー!!
茶店店主:どうせ、そこのヤツ日本人だろうがコレぐらい出せるべよ。後でマージンやるぜ?
劉さん:人種は関係無いだろうが(#゚Д゚)ゴルア!!良いから安くしろってマジ殺すよ?
茶店店主:わかったわかった、じゃ、コレぐらいで良いか?
劉さん:500グラム買ったらどれぐらいになる?
茶店店主:500も買ってくれるのか?じゃ・・コレぐらいで・・

と言うようなやり取りがあったのか

劉さん:500グラム買うならね、600元で良いって。

はい??
さっき、100グラム400元でなかったっけ??

劉さん:そういう国なんです、大体100gで400元する花茶なんて
    実際にはそうそう目に出来る物じゃないですから。

へ・・へぇ・・凄い世界だな。

早々にお茶代を払おうとする私に
劉さんが待てをかける。

詰めたお茶を一旦取り出し
試し飲みをさせろ!!と言った劉さん。

なにか・・あったのか??

茶店店主:ちっ・・ばれちゃ・・しょうがねー
劉さん:テメ、何してんのよ?

茶は詰めるまで目を離してはいけない。
すり替えぐらいこの国では当たり前なのだ。

実際、最初見たお茶と微妙に色合いが違う。

お詫び?いや確認の為で、今度は間違いが無いか
高級花茶を試飲させてくれるようだ。

慣れた手つきでお茶を入れる店主
まあるい小さなお茶が
透明な茶器の中で美しく咲き
それと共に香しい香りが辺りに広がる
花茶

これはネットで拾った画像だが
実に香しい・・素晴らしいお茶だと私も思う。

ちゃんと同じ物が入れられているかを
確認してっと・・

600元を支払う。

劉さん:これで600元はまだ高いね・・こちら側は得はしてないよ。

劉さん:おい!店主!!苦丁茶もつけて・・500グラム!!
茶店:おいおいやめてくれよ!
劉さん:こっちの高いヤツね!


これで600でOKよ。

なんとも・・中国の方ってたくましい・・。

結局・・
600元も払ってないのです。

と言うのは・・

茶筒もつけろだの、アレもコレも・・

極めつけは・・常務の鉄観音ウーロン茶と一緒に買うから・・

と言うことで・・

600元はさらに安くなるのでした・・。
結果480元位になったんじゃないのか?

交渉ってスゲー。

あれ?そういえば奥さんは?

劉さん:女の買物は・・長いね、本当にいつも嫌になるよ。
常務:うん、うん、それは全世界共通だよ・・。
劉さん:今回は付き合ってくれる人がいるから助かったよ。
    じゃなかったら、もう嫌になってるね。

こちらが大変お世話になったと言うのに・・劉さん・・ありがとう。

実際、お茶を見てもどれが良いのやら
わからない私たちが、中国の方も飲みたいって言うお茶を買えた事
本当に助かったのでした。

劉さんは、日本で買ったら恐らくタッカイヨー言ってましたw



待つこと・・一時間位か・・

劉さんのイライラもピークになりつつある。
きっと私達を一緒に待たせていることを心にやんでいるんだと思う。

奥様:遅くなってゴメンなさい!

田村・常務:いえいえいえいえいえ・・

劉さん:!”#$%&’())(’&%$#”#$%&’!!

田村・常務:まあまあまあまあまあまあまあまあ・・


奥様:店で使う割り箸がなかったのよ!
だから市場の端の方まで行って倉庫から持ってきて貰ったの!


劉さん:なかったら、普通は諦めるの!!

田村:常務:まあまあまあまあ・・


んで、劉さんや奥様が大量に買った荷物をどうするのか?
と思ったら・・大きな荷台に乗せて運んでくれる人がいる。

我々はゆっくりと付いて行く。

すると出口にハイエースみたいな車があって・・
荷物が積みこまれ
それに乗って自宅まで送ってくれると言う商売。

行きはタクシーで20元
帰りは荷物と共に30元

なんともはや・・なんでも商売なんだなぁ・・この国は。

行きも帰りも足代を払ってない我々・・
市場で色々交渉もしてくれて・・なおかつ

送り迎えまでしていただいて・・ただと言う訳には・・

お金を渡そうとすると・・

劉さん:それ・・私の商売じゃないね!だから受け取れない。
    どのみち、今日は買物に来る日だったんだから良いんだよ

常務:いやいや、お世話になってもお返しも出来ないんですから・・

劉さん:また中国に来たら店に来て!それだけで十分ですから!

お店に着くと
ダッシュで荷物を降ろしてお店に運ぶ位しか
我々の恩返しは出来なかったのであります。

その猛烈な運びっぷりに劉さんも多少たじろいでいたよ・・。

まだまだ続きます。
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Author:田村くん
室蘭・登別在住
永遠の30歳
趣味を探すのが趣味
料理は大好き。
食べるのも作るのもね。

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