今日の田村くん

会いたいと星に・・。

2017-06

Archaic smile~Acacia~ 最終回

Archaic smile~Acacia~ 最終回
常務たる所以

Thank you for your kindness
Thank you for your tenderness
Thank you for your smile
Thank you for your love
Thank you for your everything さよならのかわりに


pipipipi・・
pipipi・・・


重たい頭を起こし
時計を見る。

4時30分


えっと・・寝たのが・・2時位か・・

なんだかんだで眠りにつけなかった。

歯を磨きシャワーをさっと浴びて
荷物を持ち常務の部屋へ。

朝5時20分

常務は着替えの最中だった。

ホラッと手渡されたカメラには
昨日のお相手の女性の顔が写っていた。


田村:あの・・・常務?
常務:なんだぁ~?
田村:常務の奥さんはとても美人で良い奥さんです。
常務:なによ~説教とか嫌よ。
田村:いやそうではなく・・この3日通してですね・・思った事があります。
常務:な・・なに?
田村:基本・・常務ってば女を見る目ないですよね。
常務:いや、見ようによってはだな・・いや・・そうでもないか・・OTL
田村:初日の子は猿顔で2回目は鳥顔・・んで・・コレ馬・・っぽい。

常務:あったまきた!!こうなったら!!
田村:こうなったら?
常務:十二支揃えるわ。
田村:爆!!あんなに綺麗どころばっかりだったのになんでかなぁ~。

とはいえ
人の好みはそれぞれです。
常務の選んだ女性がブサイクっていう事ではなく
動物にたとえやすい顔だったと私は思うのです。


さて
部屋を出て
ロビーでチェックアウトすると


ホテルマンが袋を二つ持ってきて
手渡された。


???

常務:朝飯だ!
田村:おお!!

常務が本日の出発が早い為
昨晩ホテルに言ってサンドイッチを予約して作らせたそうだ。

素敵・・こういう気遣いが
常務たる所以なのだろう。大人だ。

お持ち帰り♪と浮かれていたんだけれどね・・
しっかりするところはしっかりしてる。

ロビーを出て
タクシーを拾う。

常務:大連空港まで行ってくれ!!

だーかーらー・・日本語は通じないのよ・・常務。

田村:ダイリェンジーチャン。(大連空港)

ま、このあたりも常務たる所以かw

その後
空港に着き

周りを見ると
リンリンが遠くに居て
手を振っていた。

あっなんだかんだであの子見送りにきたんだな・・。
搭乗手続きが始まり列に流されるように私達はゲートをくぐった。

話す間もない。

リンリン:元気で。気をつけて。

柵越しまでたどり着いたリンリンが言う。

うん、ありがとう。

手を大きく上げて手を振ると
リンリンは少し疲れたような顔で微笑を投げかけてた。


なんだかな・・見送りって要らないのに。
さみしくなるじゃない。


常務:あいつ、結構酷い事言ったりするけど
   いい奴だよな。

田村:そうですね。

常務:最終日あの子呼べば良かったのに。

田村:いや・・そのお持ち帰りは・・ただもう少しお話はしたかったですね。




ひどい混みようの空港内



日本国やくざさんが
割り込みで入ってきた中国の人に
コラワレーナニヤットンジャオリャーetc
と言うのを見て、同じ日本国民の我々も軽く怯えました。

そして無事千歳空港に降り立つのだが

飛行機・・半端なく揺れましたから・・
水平で垂直にあの落ちる感覚が・・もう最悪。


常務:ああ・・なんだかトクベツハゲシクツカレタヨ。
田村:えーっと常務?なんか中国の人が使う日本語になってますよ。
常務:ソンナコトナイヨーあ?あれ??
田村:結局シェイシェイとニイハオしか話さないで乗り切りましたものね常務。
   で、じゃあなんで言葉がおかしくなるのさ!!
常務:俺だって・・ワカラナイヨー。
田村:だからソレ!

そんなこんなで
無事日本に帰国したのでした。


常務:空気が違うな。
田村:ええ、深呼吸しても咳き込まないですよ。








常務:仕事したくないな・・
田村:ええ・・

常務:すすきの・・
田村:駄目です。


Archaic smile~Acacia~完

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コメント

お疲れさまでした

連載お疲れさまでした。
いい話でしたね。
いい人たちとの出会いって、それはとりもなおさず田村くんと常務さんの人柄が呼び寄せたんじゃないかな?
と思う。

忙しくても・・たまにはどこかに行くのもいいものですね。

いえいえ

watanabe様
今回の中国旅行?は
運が良かったと正直思います。
マルのマスターやママ
そしてお店の女の子
タクシーの運転手
本当に助かっちゃうぐらい良い人でした。
でも、中国語をほぼ話せないで旅行というのは
本当は恐ろしく危険で失礼な事なのだと思いました。
たくさんの伝えたい事を話せなかったし
聞く事が出来なかったのですしね。

電話が鳴り響く中で旅行というのは
結構正直辛いものでした。
出来るなら、拘束なしに楽しみたかったです。
中国へ行ってみて
正直物の考え方が少し変わった気がします。

最終回まで読んで頂いて本当にありがとうございますね!

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Author:田村くん
室蘭・登別在住
永遠の30歳
趣味を探すのが趣味
料理は大好き。
食べるのも作るのもね。

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