今日の田村くん

会いたいと星に・・。

2017-10

はしか。

押すと心も上がります。

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降り止まない雨の中を 濡れて歩こう
手をつなぎ 声をあげて
橋を飾る傘たちの間を縫って
君の部屋までいくよ


恋とは・・はしかのような物だ・・
ジェームス・W・ヤング談

激しく熱を上げ
時と共に冷めていく物なのかも知れない。
しかし・・歳を経てからの、はしかは命がけ・・。

皆様
こんばんは。

愛を語るより
口付けを交わしてみたい田村くんです。

今回は・・はしかにまつわる昔話。

さてお話は
田村くん中学校の頃へ遡ります。

中学2年の寒い12月
クラスの皆と一緒に行った
カラオケの帰り道・・

急激な寒気と関節痛に突如襲われた田村くん

そうなんだ・・今日は歌っていても
Bzの・・NANANANA-NAの音域が出ない。

鉛のように体は思いし・・

これは・・もしかして・・もしかしてもしかして

何かの呪いかも知れない。等と真顔で語る田村少年。

なんとか家まで辿り着くと
我が家では、家族麻雀が開かれていた。

愚兄1、愚兄2、親父殿、母上様の四人でいつも開かれた
家族麻雀。
そう・・一人あぶれる田村くんはね、いつも蚊帳の外なんだな。
皆・・親父殿にお小遣いを与えるだけだというのに・・。俺もやりたいよ・・。

とは言え、この日はそんな状況下ではない。

なにせ、呪われている。

暖房がガンガン効いている我が家に入っても寒気は一層激しくなるし・・。

とりあえず熱を測る。

水銀はものの数分で一番端っこまで伸び
母上殿に報告してみる・・

田村くん:母上・・42度以上熱があるのだけれども・・

母上:あっ・・それポンね、ポン!

田村くん:あの母上??

母上:寝ろ!!あっ!!そのチュン!!それもポンよポン!!

・・・。

くわえタバコで“優しく”寝てしっかり治してねっ!と心では言ってるに違いない。

どのみち、何か食べ物が喉を通るとも思えない状況だしな・・。

押入れから、掛け布団を3枚追加し
うんうん・・唸って目が覚めた翌日・・。

一向に水銀は端っこの位置まで伸びている・・。

田村くん:母上・・今日は学校を休みたいのだけれども・・

母上:あ?さぼりかお前ぇ~!!

すかさず、体温計を出すも
母上の目はどこか・・田村くんを疑っているように見える。

母上:ふん、まぁ・・良いわ学校に連絡しとくわ。

・・・。

母上は、きっと多少の熱ならば、学校に行って気を張っていたほうが
治りが早いとか思って言ってくれていたに違いない。

でも・・

愚兄1や愚兄2の時には、桃の缶詰買ってくるよね・・。
いつも缶詰の汁係りだもの・・私。

良いの。シンデレラだって小公女セーラだって最後には幸せになるわ。

さてそんなこんなで
熱が下がらず3日目の朝・・

田村くん:母上・・なにやら発疹してきたのだが・・
母上:んー・・汗疹だあせも!!風呂でも入れ。

・・・。

汗疹ってあまり出ること無いのだけど・・

風呂に入ったら何やら眩暈がする・・
そうだ・・俺・・最近・・ろくに御飯も食べれてないんだった・・

フラフラになりながら、また少し湿った布団へ戻り
寝ることしか出来ない我が身がなんとも可哀想だ。

ああ・・誰かが階段登ってくる・・

母上:お前飯食わないの?
田村くん:具合が・・悪いって・・言ってるじゃない・・

母上:本当に具合悪そうだねぇ・・

・・・。(言い続けて3日経ってますから)

四日目の朝

遂に・・
遂に病院へ連れて行ってもらうことが出来た。

医師:麻疹ですね。
母上:はしか?アレ??この子やってなかったっけ??
医師:大変危険な状況です、入院した方が良いかと・・
母上:いえ、つれて帰ります。大丈夫ですよ。
医師:・・・。

病院の帰り道

母上:ひゃはっはは、汗疹だなんて言ってごめんねぇ~
田村くん:・・・。入院しなくても治るのかな?
母上:麻疹なんてね、兄ちゃん方も家で治したもんよ!!
田村くん:兄ちゃん達もやったんだ・・
母上:3歳位の時ね。

・・・。

その日から、学校にも行けず
終業式も終わろうとしていた・・。

このまま・・冬休みを寝て過ごすのか・・はぁ・・。

夕方だろうか・・

何やら玄関が騒がしい・・。

聞きなれた声だ・・

フラフラになりながら階下へ降りると

女子3名ほどが
お見舞いに来てくれたようでガサガサと紙袋をくれた・・。

女子:クラスの皆心配してるからね!

おお・・すまない。

んで・・コレはなんだ??

給食のクリスマスケーキ!!

小さいカップに入ったケーキが10個ほど入っていた。

アホか・・こんな状況下で食えるわけが無い。

ポカリも入っていた・・コレは有難い。

やれやれ、ブツブツな顔を女子に見せてしまったではないか・・。

数分後、男子もやってきた。
サイサリスも居た。

サイサリス:ひゃははっはは・・ブツブツ!!

何しに来たんだ・・コイツは。

サイサリス:ごめんごめん、ホントに具合悪いんだなお前。

当然である。

サイサリス:ホレ、学校のプリントと・・

クリスマスケーキ!!給食の

クリスマスケーキが我が家に15個も集まってどうする・・。

甘いものが大得意の兄2でさえ、持て余すだろうな・・。

そんなこんなで
大晦日。

外に出る事を許されない私は
家でそろそろ暇を持て余す。

ふいに電話が鳴る。

田村くん:もしもし?
女子:具合どう?
田村くん:まぁ、大分良くなったよ。この前ケーキありがとうな。
女子:あのさ、初日の出見に行かない?
田村くん:・・・それはちょっと無理かも。
女子:そっかぁ・・
田村くん:すまんな。

家から出ちゃいかんルールだからな・・仕方なし。

と言いますか・・初日の出は我が家からでも十分見えるんだな。


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おお・・雪降ったのな
寒い寒い。
ちゃんちゃんこを着ながら、窓を開ける。

元日、早朝・・

初日の出を眺める・・。
久々の外の空気に目が覚める思いだ。
リボンなぽりんを飲みながら
じみじみと健康って大事なんだなと改めて思う。

タッタッタッタタタ・・

ん?

見覚えのある女子が坂道を下っていくのが見えた・・。

朝から何やってるんだべかね・・。
おお・・冷えたな、トイレトイレっと。

と2階から下へ降りると
年賀状が一枚郵便受けに入っていた。

さっきの女子か?・・

早く・・おたふく風邪治れば良いね!




・・・。



麻疹じゃい!!



おわり。



追記
この話を
幾度と無く知人友人にお話しても
嘘、大袈裟、紛らわしい等と言われるのだけれど
お話の99パーセントは本当だって言っても誰も信じてくれない。
“普通の親は、そんな事無いって!”って言うのだけれど
普通の親って・・わからないじゃない。
俺の親は、母上と親父殿しか居ないんだもの。
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コメント

素晴らしい家族(主として母上)とお友達に感動したな。
生きててよかったね。

ええ、本当に。

watanabe様
少々熱が出たところで
子供を3人育てた母には
なんにも関係ないようです。
熱は出るもの、病気はするもの。
人間は多少の事では死なないと。
そんな考えの元
自分の体も管理してたから
帰らぬ人となりました。

今や笑い話ですが
もしかしたら
私には子種は無いのかも知れません。
(試してないからわからないのですがw)
にしても生きている事に日々感謝ですよね。

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Author:田村くん
室蘭・登別在住
永遠の30歳
趣味を探すのが趣味
料理は大好き。
食べるのも作るのもね。

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